Le Petit Luxeのお菓子

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ダクワースの生地をすり鉢状に焼き、中にメレンゲと合わせた軽いカスタードクリームをたっぷり詰め込みました。クリームの上にはフルーツトマトとバジルのクラッシュゼリーを飾り、鮮やかな色合いに仕上げました。
バジルの爽やかな風味とトマトの素朴な甘さが、ケーキをさっぱりとしたお菓子に変身させています。夏の暑い時期にぴったりのケーキです。
※トマトの苦手な方はご連絡ください。他のフルーツに変更いたします。

　今や世界中で食べられているトマトですが、原産地は南米アンデス山脈の高地になります。大航海時代にヨーロッパに伝わりますが、最初は毒草と誤解されたため観賞用だったそうです。しかし、17世紀のナポリの飢饉を機に食用化されました。日本も同様、江戸時代に「唐なすび」と呼ばれ、鑑賞用として伝わりました。それが、明治時代の富国強兵政策の一環として、栄養価が高く厳しい気候でも育つことから栽培が多く行われるようになったそうです。戦後、オムライスやナポリタンといった洋食を生み出す、食文化の革命を起こした食材だと言えるでしょう。

　西洋の諺で「トマトが赤くなると医者が青くなる」と言われるほど、トマトは優れた栄養素をもつ食材です。また、トマトの赤はリコピンと呼ばれ、動脈硬化などの生活習慣病の原因となる活性酸素を抑える効果もあると言われています。