小麦粉を使わずに、チョコレートとココアパウダーにメレンゲを合わせた、しっとり食感の生地でケーキを作りました。中にたっぷり詰めたチョコレートガナッシュは隠し味にフランボワースを使って甘酸っぱい味わいに仕上げました。
生クリームとガナッシュで作ったアーチ形の縞模様が素敵なバレンタインにぴったりのケーキです。
日本では女性から思いを寄せる男性にチョコレートを贈るのが風習になっていますが、海外では少し違います。家族や恋人、友人などの大切な人に花束やカード、お菓子を贈り感謝の気持ちを伝えるものだそうです。
日本でチョコレートを贈るようになったきっかけは、昭和初期に神戸のモロゾフ製菓が「バレンタインにはチョコレートを贈りましょう」というキャッチコピーを英字新聞に掲載したのが始まりだそうです。さらに、昭和30年代には大田区のメリーチョコレートカムパニーが都内の百貨店でバレンタインセールを開催しました。その後、さまざまな製菓会社がバレンタインのキャンペーンを展開し、チョコレートを贈る習慣が定着しました。