Le Petit Luxeのお菓子

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2017年　1月

1月6日はキリスト教の行事である公現節です。フランスではこの日にパイ菓子のガレット・デ・ロワを食べます。
今回は日本風にアレンジして、抹茶のパイ生地でガレット・デ・ロワを作りました。中にはゴマ風味のアーモンドクリームをたっぷり詰めました。陶器のフェーヴの代わりに甘く炊いた花豆をひとつ忍ばせてあります。誰に当たるか楽しみながらお召し上がりください。

花豆はベニバナインゲンの事で、メキシコの高原が原産のインゲンマメ属の植物からとれるお豆です。日本には江戸時代に伝わりましたが、赤い美しい花をつける事から最初は観賞用で、明治になってから本格的な栽培が始まったそうです。
栽培には寒冷な気候が適しているそうで、主に長野県や北海道、東北地方で作られています。
虎斑模様のある黒っぽいものとは別に、変種のシロバナインゲンである白花豆があります。和菓子の白あんの材料にもなっているので、関東の人にはこちらの白いんげん豆のほうがなじみ深いかもしれませんね。