フランス語で「4月の魚」という意味で、エイプリルフールの時期にヨーロッパで食べられるお菓子です。
パイ生地を魚の形にかたどり、中央にたっぷりのカスタードを絞り、イチゴを鱗に見立てて飾りました。
サクサクしたパイ生地の食感、濃厚なカスタード、イチゴの酸味は鉄板の組み合わせです。寒い時期にしか作れない手織りのパイ菓子をお楽しみください。
「エイプリル・フール」は日本でもすっかりお馴染みになりましたが、フランス語では「ポワソン・ダブリル」と言います。直訳すると「4月の魚」ですが、由来がいくつかあります。
4月の魚は「サバ」の事を指していて、あまり利口でないサバは簡単にとることができるからという説。また、この日から釣りが禁止になるため、釣り人をからかう意味合いからという説。他に、キリスト教ではこの時期が肉食を禁じる四旬節の後にあたり、魚を贈り物として使ったという説等、諸説あります。
ちなみに、子供たちの間では魚の形の紙をこっそりと誰かの背中に貼るといういたずらをするそうです。